長女が産まれて、買ってもらった雛人形。
持っていても場所がないので飾っていませんでした。
今、我が家の長女は高校生になのであと何回飾れるやら。
今年は、ぜひ飾りたいと思い調べていると色々為になることがわかりました。
目次
雛人形っていつからいつまで飾るのですか?片付けが遅れると婚期が遅れるという言い伝えは本当?
飾り始め
早い人は年明けから
2月4日(立春)〜2月の中旬
雨水の日:2月18、19日農耕を始める準備の日
飾り終わり
3月3〜6日(啓蟄の日)
終わった後2週間が目安
旧暦では、4月3日まで。地域の風習によります。
雛人形をこの期間に片付けられないとお嫁にいけないよ、という戒めです。
(たしかにそうですねぇ。)
ルールややってはいけないこと
1日前に出してすぐにかたずけること
贈られた女の子の身代わりとして厄を引き受けてくれる大切なお役目を務めてくれるものです。1人1つのものなので譲ることや持ち主の代わりにはならないという気持ちが大切
ひな祭りの起源は?流し雛とは?
桃の節句の起源は古来中国の上巳節。
中国では、上巳(じょうし・じょうみ)の日(3月上旬頃)に、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣がありました。
それが平安時代に日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したといわれています。
日本では、平安時代に宮中行事「上巳の祓い」として「曲水の宴」が行われました。
自分の体を撫で、唇をつけ「人形(ひとがた)」に穢れを移し、川や海へ流したのです。
各地に伝わる「流し雛」は、この名残と言えます。
上巳の節句、下鴨神社に流しびなを見に行って来ました!✨✨(*⁰▿⁰*)💓 #下鴨神社 #流し雛 #上巳 #お雛様 #お内裏様 pic.twitter.com/3jGhvRE2qE
— Jessica;) (@kanaria0507) 2017年3月3日
京都の下鴨神社の流し雛が有名です。
ひな祭りは、もともと人形を川に流す『流し雛』がはじまり。
現在の雛壇になったのは戦前で、天皇中心の国家神道を樹立するために各地の祭りなどが整理された際に、天皇を祀る形として雛壇が考案され置き換わりました。男雛と女雛が平安装束なので古く見えますが「天皇陛下の祖先を祀る様に」という意図です。
ちなみに、現存する1番古い雛人形は、室町雛。室町時代のものです。
恒例雛まつりと人形 室町雛も必見
— マーくんat北河内の片隅 (@ko_0021) 2017年2月27日
室町雛→寛永雛→古式享保雛(元禄雛)→享保雛→次郎左衛門雛→古今雛→有職雛(←今も)
他に嵯峨人形、賀茂人形、衣装人形、浮世人形、御所人形と京人形も集合 御所人形文様振袖や背景の屏風も素敵 pic.twitter.com/gEMnpVf0dX
ひな祭りに関するイベント
先日、石川県歴史博物館に遊びに行ったら、面白いイベントを見つけました。
12単衣(じゅうにひとえ)と狩衣(かりぎぬ)のコスプレしてみませんか?
2030年2月3日〜3月25日 9:00〜17:00
ひな祭り特集として12単衣と狩衣が無料でコスプレできます。
アクセス
12単衣や狩衣を着ることができるチャンスなんてなかなかありません。
所用時間は、10分ぐらいだそうです。
去年は、年配の方が記念にと何度となく通われたそうですよ。
狩衣は、神主や陰陽師のコスプレとしても人気があります。
期間限定なので、記念にいかがですか?