昨日は中学生の長男の野球の公式戦でした。
私が遅れて球場に着いたのは、2回の表。
ちょうどバッターボックスでバントをして、走者を無事2塁に送り、ホッとしたのもつかの間、相手攻撃の裏になり、守備の交代でベンチ行きになりました。(涙)
ええーっ、何したの!?
終わってから、事情をママ友に聞くと、外野のフライで2回もポロリと落としたそうです。
なるほど。
反省会を聞いていたところ、息子の評価は、ボロカスでした。
考えていない
同じ失敗をする、考えを変えろ
試合を滅茶滅茶にした
これで最後(汗)
目次
物事を学ぶときは、守破離が順番、基本
個人のスキルを3段階で表しています。
師匠に言われた通りにやる。
2.その型を自分に落とし込んでいく段階で研究し、考え、変えていくこと。
既存の型から自分に合った方法を見つけることを破。
3.自分自身の型を見つけた者は、自由になり、型から離れて自在になる。
これが、離。
息子は、このレベルが最初から離なんです。
野球をやる息子にはマインドマップよりマンダラートの作成がいい
家に帰ってから、取り組んだのは、日本ハムの大谷翔平が高校時代にやった目標達成シートの作成です。
マンダラートといわれるものです。
大谷翔平が花巻東高校1年で立てた目標達成シート
マンダラートとは
発想法には、マインドマップという方法もありますが、野球をやる息子には、大谷翔平がやったというだけでマンダラートが説得力があります。
参考までにマインドマップとは
どちらも無料アプリがあります。
マンダラートアプリ
マンダラートがいいところ、目標達成が明確
息子の生活を見ていると、自分を律することができていないんです。
テレビやゲームをしていてお茶の水筒を洗ったり後片付けや準備が遅い
よって片道2キロの学校へ親に送れと言う
言い訳ばかりする
人のアドバイスを聞かない
自分の頭で考えて動いていないので、人より遅れるし、人(親)からガミガミ言われるし、腹も立つ訳です。
素振りやノックをいくらやったところで、メンタルがダメだったら、同じことの繰り返しになります。
あれこれ言い訳させないために、まずは、目標達成シートを作ってしまいます。
やはり、大谷翔平のシートと共通項目が多いので(ピッチャー項目以外はほとんど同じ)、作成は思ったより早くできました。
問題点を洗い出す
特に問題アリのできていないところは、赤く塗りました。
作成したマンダラート
これをみて、自分に何が足りないか、どうしたらいいのか、何から優先すればいいか、など考えるきっかけになればいいなと思います。
さっそく実践、公園で特訓
守備も問題ありですが、私はフライを打つことはできないので、以前から気になっていたバッテイングの修正をしました。
フォームをiPadで撮影して、打てているお友達やプロ野球選手と比べて見ます。
次男は、映像を見せるとすぐに理解し、体幹を安定させて、軸がぶれないようにしたら次の試合ですぐに結果が出ました。
長男にも同じことを言うのですが、一向に言うことを聞きません。
まあ、他の習い事もこんな調子で上達してこなかったのでした。
いつもは諦める私も今回は折れるわけにいきません。
今、レギュラー降ろされたら、今、変わらなかったら、大変なことになるのがわかるからです。
それは、高校生になっても続きます。
わたしも、去年1年間は忙しくてほったらかしだったので、申し訳ない気持ちで一杯です。
喧嘩になり、
わかった、わかった。
もういいわ、俺のやり方でやらせて。
〇〇(部活の友達)から教えてもらっている、アッパーを直せって。
うまくいかなかったら責任とって。
等々言ってくる。
息子が開き直って、考えることをやめそうになるたびに、さっき書いたマンダラートの目標、
レギュラーを思い出させます。
そうすると、やはり一瞬考えるのか、静かになる(笑)
今は体が大人と子どもの移行期間。
来年になれば、子どもじゃなくなる。
今が最後のチャンスで、踏ん張り時です。
親の私もです。