今年の5月のゴールデンウィークは、うまくいけば9連休。
5月1、2日を働いても、4月の3連休と5月の4連休がありますね。
我が家は、お兄ちゃんの部活があるし、下の子は小学生なので遠出はむり。
そんな時は、近場のイベントへ!
ゴールデンウィークの後半は、例年、石川県の能登七尾で、歴史ある青柏祭が行われます。
1983年、国の重要無形民族文化財、2016年ユネスコの無形文化遺産として登録された県内でも最大規模のお祭りです。
なんといってもこのお祭りの目玉は、高さ 約12 m、横幅 約13m、車輪の大きさは約2m、の大きな山車。
(数字で聞いてもピンときませんよね。)
動画あります↓
この山車は、「でか山」とよばれます。
そして、今年は、能登立国1300年の記念イベントもあるのです!
今年だけの特別なイベントになりそうなので、ぜひ見てみたいですよね。
目次
2018年青柏祭の日程、でか山の運行スケジュールは?
2018年5月3(木)〜5日(土)
スケジュール
5月4日 山王神社に3基が揃い奉納される
5月5日11:00 能登食彩市場に3基集結
運行ルート
❌印は、辻廻しがある所なので注目ポイントだよ。
辻廻し(つじまわし)は、でか山を道路の角で回転させることです。
ー参考:2017年の公式ホームページよりー
青柏祭のアクセス、駐車場は?
アクセス
七尾駅前から大地主神社は道路が渋滞したり、裏通りも各所通行止めになるので早めの移動をおすすめします。
電車の場合
金沢駅から七尾線に乗り換え 七尾駅で下車
駅からは、小さな街なのでタクシーやレンタサイクル、徒歩でも大丈夫でしょう。
車の場合
名古屋・東京方面 東海北陸自動車道〜能越自動車道〜国道160号線
大阪方面 北陸自動車道を森本IC下車〜のと里山海道
駐車場
能登食彩市場(約250台)24時間…無料
パトリア駐車場(500台)7:30〜21:30…3時間無料
ミナクル駐車場(200台)24時間…3時間無料
商店街駐車場 24時間…無料 どんたくというスーパーの近くです。
七尾市役所(約100台)…8:00〜18:00
青柏祭の見どころは?
2018年だけの特別な行事 合同渡御(ごうどうとぎょ)とは?
戦時中に途絶えた唐崎神社のお神輿を70年ぶりに担ぎだします。
(唐崎神社がどこにあるのか調べているところです。)
5/3の予定で、山王神社と唐崎神社の神輿を市街地で合流させ、大地主神社まで練り歩く、合同渡御(ごうどうとぎょ)が行われます。
70年ぶりなんて感動の瞬間ですよね!
狭い道幅の中で行われる辻回し
府中・鍛冶・魚町三町の“山町(やまちょう)の3町3基の大きな山車が狭い街の中の道路を突っ切ってターンしてと、危険度MAX!
でか山をひくことを曳山(ひきやま)と呼びます。
上記の地図で、山王神社に到着する前の狭い難所が数カ所あるところが見どころです。
このように建物スレスレ‼︎
デカ山が回転する時、倒れてきそうで思わず叫んでしまいます。
今年は3日の夜9時ごろ、4日夜中2〜3時ごろ、4日早朝8時〜に見ることができました。
山王神社に到着する数時間前に、辻回しポイントを通ることになります。
夜間は雨がひどかったようですが、それでも行われたそうです。
青柏祭でおすすめのランチは?
駅から食彩市場までの直線道路は、屋台がひしめくように並んでいます。
お腹を空かせておきましょう。
特別なランチというよりも、お祭り気分を楽しみます。
食彩市場では、浜焼きといって、魚介類をバーベキューのようにして食べられるメニューがおすすめ。
他にも、大きなイカ焼きなど売っています。
能登食彩市場に3町の3基のでか山が集結
なんといっても見るべきは大きな山車です。
高さ12m、重さ20トン!
世界一の大きさです。
大きすぎるでか山の全体像がよくわかるのは、山車が山王神社から能登食彩市場へ出てきた時です。
空間が開け、その大きさには本当に驚かされます。
石川県人なら思わず「でかい!」と叫んでしまいます。
(でか山の呼び方の由来です)
最上部には歌舞伎人形と、子どもが数人。
最前列には、木遣りを歌う男衆が5〜6人乗っています。
私はこの木遣り唄がすきなんですよね。
大きな車輪の下では、七五三を執り行っていましたよ。
まとめ
今年は、能登立国と神社創建1300年記念とあって盛り上がること間違いなし。
今年は町の人たちとでか山を引いてみたいな。
(大通りに出たところでは、観光客の方もひけます。)
あとは、なんといっても辻回しをぜひ見てくださいね。
辻回しは、夜間や早朝に行われるので、昼間の人混みは避けられるし、ハラハラするし、ついでに山王神社に3つの山車が揃うところが見れるし、いいことづくめです。
大地主神社(山王神社)には、青柏祭の由来になった猿があちこちに祀られているので(かわいい)参拝してみてね。