土地柄なのか、きものは、今は亡き祖母が、私が結婚した時にあつらえてくれました。
その後、子育てに追われて着る機会がほとんどなかったのですが、長女の入学式に1度着てからその良さに気づき、以降、子供4人の入学や卒業式を着物で出席しました。
小学校の入学式・卒業式は着物が良かったのでぜひ、オススメしたいと思います。
着慣れない着物を着て行くのが心配な方は、保育園や幼稚園の先輩ママに、昨年の状況を聞いてみるのもいいかもしれません。
特に、入学式では、皆から覚えてもらうことは大切です。
着物を着ていると覚えてもらいやすいのです。
(と言っても、数人いれば特別目立つというわけでもないです。)
第一印象は大切です。
それで子どものお友達も決まってくるので、着物を着るという選択肢は考えておいて損はありません。
色無地
オススメの着物は色無地です。
紋があれば、格式が上がり、結婚式にも着れてオールマイティな着物になります。
(落ち着いた色ならお葬式にも。)
訪問着
次のオススメは訪問着です。
友人の結婚式や、お正月のご挨拶などにも使えます。
【帯】
帯は、私は、袋帯を使用しましたが、格式のある名古屋帯でもOKです。
帯・帯締めが2〜3本あるだけでいろいろなコーディネートができて、印象が変わります。
【バック】
黒のケリー風バックや、着物とあつらえたバックを使いました。
【ヘアスタイル】
私は、ショートボブなので着付けをした美容院で軽くセットしてくれました。
結婚式ではないので、派手な髪飾りは不要です。
【その他の準備】
地域にによって、卒入学シーズンは、着物といえどまだ寒いです。
特に、学校の体育館は、暖房機を出してくれている学校もありますが、ないところもあります。
着物コートまでは持っていないので、ものすごく寒いので、カイロを貼り付けたり、カシミヤのマフラーなど準備していきました。
着物の時のトイレの仕方
着付けの時に下着が腰紐で締められないように注意です。(はさみ込むと下着が下ろせないので)
裾をめくり上げれば、普通に用が足せます。
心配なら、裾を洗濯バサミや腰紐で留めてもいいですよ。
歩き方や階段の上り方
必然的に歩幅は小さくなりますが、内股なら更にきれいにみえますね。
階段は裾を持って上り、踏まないように気をつけてくださいね。
着崩れた場合
トイレ・歩き方・座り方に気をつけていれば、余程のことがない限り崩れません。
まとめ
私の住む地域は、土地柄なのか、小学校の卒業式・入学式は着物の割合が高め(30人いたら5〜6人以上)でした。
中学になると、その割合がガクンと減りました(クラスに1〜2人)。
高校でも入学式に着物を着ていた方がかなりいらっしゃいました。
あくまでも主役はお子様で、着付けの準備も大変ですが、お母さんとしても、いい思い出になりますよ。