ここ1ヶ月、以前書いた記事の手前、お金になる食べるものを自分なりに考えたり探していました。
私自身、子育てが終わった後、経済的に年金生活なども視野に入れて、今の仕事の年収も頭打ちなことだし、お金のかからない生活、もしくは生活の足しになる収入源が頭の中をチラチラとよぎるのです。
それで、その中の1つに、国産トリュフというものがあると知り、北陸ではまだ発見されたこともなく、見つかる保証もないのに(そもそも見つけようと思う人がいるのか)、無謀なことに挑戦してみました。
目次
国産トリュフとは
トリュフの種類は、大まかに黒トリュフと、白トリュフがあります。
収穫時期は、9月ごろから11月。
夏トリュフというのもあるので、まあ冬以外は出ると思っていいのかも。
ドングリ(小ナラ)の木の根っこに、地下生菌という菌がついて発生するきのこの1種です。
ドングリ以外の木にも出るようですけど、黒トリュフの黒い色はドングリの木の下の土の色だと思います。
下草のない、ふわふわした柔らかな土の、人の手の入った公園のようなところでも見つけられるそうなので金沢市内と近郊を探索してみました。
金沢市近郊で国産トリュフを探してみた
国産トリュフ採集の参考にした本
国産トリュフがとれた事例
国産トリュフを採ってきた
見ろ!黒トリュフがゴミのようだ!
国産トリュフを実際に探してみて
きのこの会が勉強会をしているような地域、小ナラがまとまって生えているようなところを探してみました。
◆兼六園周辺◆
◆大桑グルグル公園◆
◆津幡町森林公園◆
◆玉川公園◆
国産トリュフを探してみた結果
残念ながら見つけられませんでした。
相当難しい。
やはり一筋縄ではいきません。
香りが独特のトリュフ狩りは、犬がいればなあと思うことがしばしば。
犬を飼う余裕はないので、これからも、細々と探していこうかと思います。
国産トリュフとは、どんな物?実際に食してみた
私の好奇心はとどまるところを知らず、どうしても食べてみたい!と思うようになりました。
トリュフの香りは、きのこの中でも独特。
ガソリンや人の体臭と例えられることもあります。
有名レストランで食べるという手もあったのですが、自分で白トリュフの入った、トリュフ塩を買ってみたり。
イタリア産のトリュフは確かに、袋を開けただけで、すごく強い香りでした。
そして、行き着いたのは、実際に国産トリュフを採集している人です。
関東在住で、野人と言われるTさん。
ザクザク採っていて、販売しています。
和歌山県在住の方もいましたけど、数年前に乱獲を恐れて販売をやめていました。
こういう希少性の高い物は、多くの人の手が入ると途端に乱獲されてダメになる可能性があります。
このブログで記事として書くのも、迷った末の最小限です。
ちょうどTさんが、毎年恒例のBBQ(バーベキュー)をするというので参加させていただきました。
たどり着くのに5時間超。
色々と他のお手伝いをしつつ、トリュフは簡単には出てきません。
やっとお目見えできたのは、BBQの材料が出揃ってみんなで食べはじめた頃。
卵焼きの中の黒い物体がそれです。
あっという間になくなりました。
味は、、、、おいしかったけれども、正直、よくわかりませんでした。
国産トリュフの1番美味しい食べ方とは?
バーベキューで参加者の方と話していたら、国産トリュフの1番美味しい食べ方を教えてもらいました。
その食べ方とは、ジップロックなどの密閉容器に、卵と一緒にして入れて香りを写してから、卵かけご飯にして食べる、だそうです。
日本のトリュフは、海外のものと違って香りが強くないからだそう。
(海外のトリュフはステーキのお肉の上に乗ってることが多い)
次点は、クリームパスタ。
(これは、私も舞茸のクリームパスタを作るので納得)
さいごに
実はTさんは11月にテレビ出演されたのでちょっとした有名人になりました。
たぶん、全国から電話やメールがひっきりなしで対応に追われたことでしょう。
でも、このBBQは、テレビ出演の前に参加者を募っていたので私でもギリギリ入れたのでした。
今は注文とか色々制限されているのではないかな。
来年も参加できたら、今度こそ生トリュフを手にとってみたい!
(卵焼き担当になる!)
生トリュフはいただけなかったけど、瓶詰めの加工したトリュフをいただいたので、翌朝、さっそくオムレツにかけて、比較して食べてみました。
目立たないけど滋味深い味です。
忘れてたけど、きのこって、そういう味ですよね。