夕飯を食べたあとテレビを見ていて、柴崎コウのスマートフォン『AQUOS R 』のCMがキューブリックの『シャイニング』の血のエレベーターを思い出すとうんちくを語っていたら
いつもはケータイばかりで私と会話しない娘が、いきなり『英語の宿題で、2000年以前の映画について書く宿題が出た』と言ってきました。
彼女は、川村元気さんの本を読みながら、、、。
以下、娘との実際の会話
私:
『明日に向かって撃て』や、『イジーライダー』とかどう?
娘は、吹奏楽部でサックス担当だったので、
私:
サイモン&ガーファンクルやレゲエのボブ・マーリーの曲も、小さい頃からドライブ中聞かせていたのに、娘はうっすら覚えている程度。
私:
娘:
私:
・・・・・
会話終了。
『4月になれば彼女は』を読みながら
なんだか上の空の娘は、川村元気の本を読みながら私と会話していたのでした。
私は川村元気の本も映画も見たことなかったけど、映画『君の名は』が昨年大ヒットした映画だということは知ってて、(後日テレビでみました。)
娘に川村元気の歳を尋ねると、私とカスリもしない年齢なのに、彼の本を見ながら娘が拾いあげてくる映画や音楽はほとんど知ってました。
映画のことは、娘にyoutubeを使ってレクチャーしました。
唯一持っていた『卒業』のDVDも貸してあげました。
『絶対面白いよ(読んでいた本のことです)、お母さん、この人と話、合うよ』と言い残して娘は自室に帰っていきました。
(『話が合うよ』と言われてもね〜会うわけないよ。)
川村元気氏著書『4月になれば彼女は』をテーブルにおいて。
パラパラと最初の数ページを見ただけで(ここまででたった5ページほど)
アメリカンニューシネマ、水彩画、写真、、、、、、登場人物の雰囲気が、モロ昔の自分とかぶりました。
その後
川村元気さんの本を通して、娘と映画の話ができて(一方的ですけど)、楽しかったです。
宿題を出した先生も、2000年以降の映画がよくわからないか好きではなくなって、自分の好きな映画時代に的を絞った宿題を出したんだろうな。
数日後、娘は、川村元気さんからリツイートされたと言って、喜びつつ、ビビってました。
母もびっくりです。