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浄水器を考えるきっかけ
新婚当時、4階建てのアパートに住んでいました。
屋上の貯水タンクの定期点検で断水していた時のことです。
買い物から帰ってきた時に、入り口にいた業者の方とお話しする機会がありました。
多分、古い建物だったので、水質は大丈夫か聞いたんだと思います。
業者さんが言うには、貯水タンクの割れた隙間から鳥や虫が入って死んでいることがあるとのこと。
ギョエー、気持ち悪い〜
安全な水を飲むために私がとった行動は?
それから私は、近くのスーパーの水を汲んで運ぶようになりました。(¥500のボトルを購入して水は1回¥100)
最初の頃は良かったのですが、子供が次々生まれ、子供と買い物バッグと、水を運ぶのがもう苦痛になり、ウォーターサーバーや浄水器を考えるようになりました。
飲み水について大まかですが比較してみました
メリット、デメリット、価格など
ウォーターサーバー
設置場所をとる。電気代がかかる。ミルクを作るのに便利 費用 ¥5000〜¥10000/月 年間6~12万
スーパーの水
毎日200円を払って重い水を運ぶ×30日 毎月¥6000 年間 7.2万
蛇口設置型浄水器
交換2〜3ヶ月に一回として¥2000×6ヶ月 年間1.2万据え置き型浄水器
カートリッジ1年間交換なし 1.2万 本体 ¥70000〜(2017年8月末の価格)現在使っている浄水器は?
この中で、ズボラでめんどくさがりの私が選んだのは、アメリカ陸軍が開発したという据え置き型のシーガルフォーです。
設置してから、かれこれ、7年位になります。
数年前まで愛読していたクウネル誌上で、料理家の渡辺有子さんなど使用していたので、シーガルフォーに決めました。
シーガルフォーとは?
1973年創業の、ゼネラル・エコロジー社の開発した浄水装置。
シーガルフォーのフィルター、「ストラクチャード・マトリックス」は、原子物理学の権威、ローレンス・リバモア国立研究所の、リチャード・T・ウィリアムズが開発しています。
フィルターの穴の大きさは、0.1マイクロメートル。「ストラクチャード・マトリックス」のフィルターは、化学物質を使わずに、細菌や寄生虫など有害な微生物、サビ・カビなど色や匂いの原因粒子、放射性降下物などをすべ
て除去しますが、うまみや栄養分のミネラルは除去されません。内部での細菌繁殖の心配もありません。また、除去した有害物質は、フィルターの部屋で科学的に吸着されたままとなり、再び溶け出すことはありません。
シーガルフォーは、2011年の原発事故があった時に話題になり、その後の日本での検査で、放射性物質のヨウ素とセシウムを除去することが確認されています。
※マイクロメートル:1マイクロメートルは、1000分の1ミリメートル。
採用実績 航空機(シェア80%)、鉄道(日本では小田急ロマンスカー)、ハイクラスヨットやクルーザー、アメリカ、フランスの軍隊、国連平和維持軍、日本の自衛隊など、料理店
シーガルフォー浄水器を使ってみての感想
金沢は水が綺麗だと聞いているので普段はあまり気にしませんでした。
それでも、夏場などは、水道から水を出しただけで塩素の匂いがします。浄水器の水にはそれがありません。
子供が小さいうちは、市販の清涼飲料水は飲ませませんでした。
大量の砂糖が入っているし歯に悪いからと表向き言ってましたが、買い物のたびにねだられるのが億劫だったんです。
代わりに飲ませていたのは、おばあちゃんの作った梅ジュースです。
子どもたちは、梅ジュースを浄水器の水で割って飲んでました。
夏バテ防止にもなりました。
それから、以前は、ヤカンで1度沸かしたお茶を冷ましていましたが、子供が野球をするようになると供給が全く追いつきません。
今では、水出しのほうじ茶など大量に作れるので助かります。
メンテナンスは?
本体は10年保証付きです。今まで故障はありません。
メンテナンスはほとんど必要ありません。
基本、放置してます(笑)。
気が向いたら(半年に1回ぐらい)本体の上から水をジャバジャバかけて磨いています。
ステンレスなのでカビはありませんし、手入れが簡単です。
2〜3年前にノズルの付け根から水が漏れ出てきたのでゴムを交換したくらいです。
浄水の使用量とカートリッジ交換の基準
X-1タイプは1日12リットルの使用で約1年、X-2タイプは1日24リットルの使用で約1年が交換の目安となります。
アメリカ陸軍、自衛隊、エベレスト登山隊などが採用しているだけあり、災害時には、威力を発揮すると思います。