金沢は加賀百万石だとか金箔だとかとかくきらびやかなイメージがありますが、地元民に混じって金沢を見ることができるお祭りもあるんですよ。
旅の醍醐味って地元の人とのふれあいがあるとか生活が見えると面白いですよね。
そのお祭りとは、
大野湊神社夏季大祭(金石夏祭り)
おおのみなとじんじゃかきたいさい(かないわなつまつり)と言われるお祭りです。
金石の街は、金沢の東山や、武家屋敷のように観光地化されてないので、こんな金沢もあるんだなと思っていただけると思います。
目次
大野湊神社夏季大祭の基本情報
開催日時:2018年8月3、4、5日(金〜日)の3日間
花火大会は、3日(金)の夜 金石海岸で打ち上げられます。
お祭りの開催場所:大野湊神社〜秋葉神社周辺
アクセス:
・JR金沢駅から北鉄バスで15分「金石・大野」方面行き 西警察署前から 徒歩で5分
北鉄バス お祭りに伴う変更があります
・北陸道金沢西ICから車で10分
・北陸道白山ICから車で10分
駐車場:大野湊神社周辺や金石海岸
大野湊神社夏季大祭とは?
大野湊神社夏季大祭は、2018年8月の3、4、5の3日間、金沢の港町、金石・大野町で行われる伝統的なお祭りです。
地元の人は、金石夏祭りと呼んでいます。
神輿行列に曳山や様々な民俗芸能が行われ、金沢市において最大規模のお祭りの一つです。
もともと大野湊神社が現在の金石海岸の「真砂山竿の林」にあったものが社殿が焼失したため、建長4年(1252)に現在地である大野湊神社へ移りました。
このお祭りの始まりは定かではありませんが、少なくとも江戸時代初期の寛永期(1624~1645)には文献に記載が見られます。
祭礼は天照大神と猿田彦大神の里帰りが主体となります。
大祭初日の午前10時、天照大神と猿田彦大神をのせた、2つの神輿を中心とする行列が大野湊神社を出発し、決められた順路を通り金石の海岸に建てられた仮殿まで移動します。
仮殿は、秋葉神社の横にあります。
順路の家々は1軒ごとに若竹に結んだ提灯を掲げ、道には塩をまいて神輿を迎えます。
神輿を見るときの決まりごと
屋根に布団を干すようなことをしてはならない
仕事の手を休めて神輿を迎える
などの禁忌や決まりごとがあります。
また、移動中、神輿の下をくぐると無病息災の効果があると言われています。
また、神輿の行列には、曳山17基と太鼓台22台が供奉する他、
子供奴
獅子舞
米上げ
梯子登り
等の民俗芸能が見られます。
1日目のお祭りの様子
ー大野湊神社 夏季大祭 2018 ホームページよりー
花火大会について
場所は、秋葉神社の裏側です。
駐車場は、かないわ海浜広場ですが、周辺にところどころあります。
大野へいく海岸線の道からも、秋葉神社からも見えますよ。
祭り初日の3日(金曜日)の20:00〜
には海岸で花火大会があります。
ただし、打ち上げ時間30分くらいで短く、規模は小さいのでお見逃しなく!
金石夏祭りの見どころは最終日
ー2018年の大野湊神社HPよりー
最終日には、2つのお神輿は夜8時頃から元の大野湊神社へお戻りになります。
大勢の男たちが神輿を担いだまま鳥居から神殿にわーっと駆け込んでいくんですよ。
そのまま神殿に入ってしまうんです。
夜の大野湊神社の光景は一見の価値あります。
泊まるところ
大野・金石周辺でオススメの宿泊は、
ビジネスホテル つたや
金澤わおん
金沢みなと会館
があります。
さいごに
地元の人が多く、秋葉神社の前には出店が出て、懐かしい雰囲気があります。
私は、創業70年以上のあづま湯に入ってみたり(番台には、98歳のおばあちゃんがいることも!)
かき氷を食べたり、子ども時代にタイムスリップしたような気分になれました。
街の道路が狭くて迷路のようだし、古い家が点々とあって、そんなところも面白いです。
人工的に観光地化しないでほしい街です。