こんにちわ、めるぐるです。
長女の高校入試が終わり、ほっとしています。昨日は、卒業式でした。
実は、受験1週間前になって我が家では、弟と主人が立て続けに
インフルエンザにかかり、あわや長女も!?とヒヤヒヤした体験を
したので、ご報告します。
※ちなみに、私は看護師の仕事をしています。
目次
インフルエンザにかからないための対策
1.ワクチン接種
免疫がつくのは、遅くて約1か月後なので、逆算して
接種します。
免疫効果は、約5か月です。
試験本番の3月まで免疫効果がほしいので、
あまり早い段階での接種はおすすめしません。
2.外出にはマスクを欠かさない
3.外出から帰ったら手洗い・うがいをする
玄関などにすぐに消毒できるプッシュ型の消毒剤を置いておくのも
いいですし、おしゃれな携帯型のジェルもあります。
インフルエンザとは
【潜伏期間】 1~2日
【症状】 急な高熱(38℃以上) 悪寒、関節痛、筋肉痛、頭痛、下痢など
ワクチン接種していると、高熱が出ない場合もある。
【検査】
インフルエンザの判定には専用の検査がありますが、高熱が出てすぐに
病院を受診しても検査に反応しないので、12時間以上経って受診します。
ただし、家族や周囲で感染者がいる場合や、症状からインフルエンザと
考えられる場合はこの限りではありません。
薬の効果のためには、48時間以内に検査を受けることをお勧めします。
【治療】
抗インフルエンザ薬は、発症から48時間以内の投与が一番効果的です。
治療薬には、タミフル、リレンザ、イナビルがありますが、
かかりつけの医療機関にご相談ください。
自宅では、水分を十分にとり、安静にお過ごしください。
試験日1週間以内に周囲でインフルエンザが
流行り始めたら
この段階は、お子さんの一生を左右すると言っても過言ではないので
お子さんの体調を注意深く観察していてください。
(お母さんはパニックにならないでね。)
感染している家族は、個室に隔離です。
インフルエンザは、飛沫感染、接触感染なので、病人はマスクをして
離れている必要があります。
それでも、やっぱり心配な場合
特に家庭内で感染者が出た場合、予防的措置をとることができます。
発症していなくても、インフルエンザ治療薬を服用できます。
万が一感染していても、ウイルスの増殖が抑えられ、症状が
最小限におさまります。
かかりつけの医療機関とご相談してくださいね。
【例:リレンザの服用】
・1回2キットの吸入薬を吸引 服用期間1日
・価格 3000~4000円(自由診療のため保険適用外)
・効果期間 10日間
【リレンザ服用時の注意点】
異常行動への注意
突然道路に飛び出したり、高層住宅から飛び降りる
異常行動の報告があるので、注意してください。
危険があることを了承した上で服用し、2日間は
1人にしないよう配慮しましょう。
それでも受験当日に高熱が出てしまったら
【大学受験の場合】
1.学校に連絡(指示があるまで待機)
2.受験校に連絡
3.保健室受験するか追試してもらうか対応が分かれる
後日、医療機関の診断書が必要になるかもしれません。
【高校受験の場合】
1.学校に連絡(指示があるまで待機)
2.受験校に連絡
3.追試はないので別室受験
学校から指示があると思いますが、親ができることは
マスク、アイスノンや冷えピタ、水分・栄養補給の準備
や送迎です。
解熱剤などの服用は、やはりかかりつけの医療機関で
相談することをお勧めします。
まとめ
受験日のインフルエンザの発症はもちろん、
他人にうつすことはどうしても避けたいところです。
日頃から、お子さんの状態を把握し、十分な睡眠と休養を取り
消化の良い栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
万が一、病気にかかった状態で試験に臨むことになっても、お母さんは
落ち着いて対応し、子供の支えとなることが大事です。
これを機会にインフルエンザ以外にも下痢や腹痛、骨折など、
いざというときに備えておかなければと思いました。