病気

もしも受験時にインフルエンザにかかったら?

投稿日:2017年3月11日 更新日:

スポンサードリンク

こんにちわ、めるぐるです。


長女の高校入試が終わり、ほっとしています。昨日は、卒業式でした。

実は、受験1週間前になって我が家では、弟と主人が立て続けに

インフルエンザにかかり、あわや長女も!?とヒヤヒヤした体験を

したので、ご報告します。

※ちなみに、私は看護師の仕事をしています。







インフルエンザにかからないための対策


1.ワクチン接種

免疫がつくのは、遅くて約1か月後なので、逆算して

接種します。

免疫効果は、約5か月です。

試験本番の3月まで免疫効果がほしいので、

あまり早い段階での接種はおすすめしません。

2.外出にはマスクを欠かさない

3.外出から帰ったら手洗い・うがいをする

玄関などにすぐに消毒できるプッシュ型の消毒剤を置いておくのも
  
いいですし、おしゃれな携帯型のジェルもあります。



インフルエンザとは



【潜伏期間】  1~2日

【症状】  急な高熱(38℃以上) 悪寒、関節痛、筋肉痛、頭痛、下痢など

ワクチン接種していると、高熱が出ない場合もある。

【検査】  

インフルエンザの判定には専用の検査がありますが、高熱が出てすぐに

病院を受診しても検査に反応しないので、12時間以上経って受診します。

ただし、家族や周囲で感染者がいる場合や、症状からインフルエンザと

考えられる場合はこの限りではありません。

薬の効果のためには、48時間以内に検査を受けることをお勧めします。


【治療】

抗インフルエンザ薬は、発症から48時間以内の投与が一番効果的です。

治療薬には、タミフル、リレンザ、イナビルがありますが、

かかりつけの医療機関にご相談ください。

自宅では、水分を十分にとり、安静にお過ごしください。


試験日1週間以内に周囲でインフルエンザが

流行り始めたら



この段階は、お子さんの一生を左右すると言っても過言ではないので

お子さんの体調を注意深く観察していてください。

(お母さんはパニックにならないでね。)

感染している家族は、個室に隔離です。

インフルエンザは、飛沫感染、接触感染なので、病人はマスクをして

離れている必要があります。

それでも、やっぱり心配な場合

特に家庭内で感染者が出た場合、予防的措置をとることができます。

発症していなくても、インフルエンザ治療薬を服用できます。

万が一感染していても、ウイルスの増殖が抑えられ、症状が

最小限におさまります。

かかりつけの医療機関とご相談してくださいね。

【例:リレンザの服用】

・1回2キットの吸入薬を吸引 服用期間1日

・価格 3000~4000円(自由診療のため保険適用外)

・効果期間  10日間

【リレンザ服用時の注意点】

異常行動への注意

突然道路に飛び出したり、高層住宅から飛び降りる
異常行動の報告があるので、注意してください。
危険があることを了承した上で服用し、2日間は
1人にしないよう配慮しましょう。


それでも受験当日に高熱が出てしまったら



【大学受験の場合】
1.学校に連絡(指示があるまで待機)
2.受験校に連絡
3.保健室受験するか追試してもらうか対応が分かれる

後日、医療機関の診断書が必要になるかもしれません。


【高校受験の場合】
1.学校に連絡(指示があるまで待機)
2.受験校に連絡
3.追試はないので別室受験


学校から指示があると思いますが、親ができることは

マスク、アイスノンや冷えピタ、水分・栄養補給の準備

や送迎です。

解熱剤などの服用は、やはりかかりつけの医療機関で

相談することをお勧めします。


まとめ


受験日のインフルエンザの発症はもちろん、

他人にうつすことはどうしても避けたいところです。

日頃から、お子さんの状態を把握し、十分な睡眠と休養を取り

消化の良い栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

万が一、病気にかかった状態で試験に臨むことになっても、お母さんは

落ち着いて対応し、子供の支えとなることが大事です。

これを機会にインフルエンザ以外にも下痢や腹痛、骨折など、

いざというときに備えておかなければと思いました。

スポンサードリンク

-病気

執筆者:

関連記事

no image

ガン保険は必要⁉︎ 2人に1人ががんにかかるという話を検証してみました

スポンサードリンク 近年、小林麻央さんや川島なお美さんなど、芸能人の方が若くして亡くなり、彼女たちが亡くなるまでの経緯(ブログなど)が大きな反響を呼んでいるので調べてみると、以外なことがわかりました。 …

点滴を打つ場所について 採血との違いは?

スポンサードリンク 仕事柄、最近、友人から聞かれたことです。 友人は、年齢の割に、血管が細く、まっすぐな血管がありません。 (いわゆる、看護師泣かせの血管というやつですね) 『検診の時の採血は失敗され …

no image

皮下注射と筋肉注射の違いは?インフルエンザ予防接種の痛みをやわらげるには?

スポンサードリンク いよいよ寒さが冷え込んできましたね。 インフルエンザや風邪などの病気が流行する季節がやってきました。 ワクチン接種でもおなじみの注射について、どんな注射なのかご説明していますので …

no image

前かがみでズキッ!腰痛時の対処法は?これで家事が楽になるよ

スポンサードリンク 職業柄、ちょっと無理をすると腰が痛くなります。 長時間立ちっぱなしだったり、無理な姿勢で重いものを持とうとしたり、時には、草むしりをしただけで痛くなる時もあります。 先日、職場の人 …

これで安心!捻挫をしたときの究極の対処法

スポンサードリンク 仕事柄、外来患者さんの足の捻挫をよく見かけます。 特に捻挫として痛めやすいのは、足の甲の外側部分です。 私自身も2度、捻挫を経験しているので、その回復法をお教えします。 目次1 患 …

select language