こんにちは。
先日、能登半島の入り口、道の駅 のと千里浜で食べ損ねた、私が夏になったら食べたいものとは、牡蠣(かき) です。
能登牡蠣といえば、冬の食べ物というイメージがあるかもしれませんが、実は夏でも食べられます。
石川県の岩牡蠣には、柴垣、珠州、七尾産などありますが、その中でも柴垣産が一番です。
それがこれ↓ これでもMサイズ
目次
冬に食べる牡蠣と夏に食べる牡蠣との違いは?
冬の牡蠣は真牡蠣、夏の牡蠣は岩牡蠣と呼ばれます。
真牡蠣は、いわゆる養殖された牡蠣です。
浅い海で生育しているので、大腸菌、腸炎ビブリオ、ノロウイルスなどが付着している可能性があり、火を通して食べます。
(食中毒を起こす細菌は、海水温が20度以上で急速に増えます)
5月の半ばから10月まで、産卵のため栄養が抜け、苦味が出てこの期間は食べません。
岩牡蠣は、水深の深いところで生育しているので生食が可能です。
6月後半から8月半ばが旬となります。
食べられるとはいえ、8月になると、産卵で身が水っぽくなります。
オススメは、7月初旬の牡蠣です。
この牡蠣は、新聞紙に包んで野菜室に入れて置くと1週間近く日持ちします。
岩牡蠣の食べ方
民宿を営んでいた方から作りかたを教わりました。
牡蠣の割り方
幅広の方に貝柱があるので、金槌で割れ目を入れたら、包丁やナイフで貝柱を外します。
生で食べる場合
割れた牡蠣殻をとるために、2回ほど水で洗ってから
レモン汁を絞って食べます。
一番のオススメです。
フライ
上記の下ごしらえをして、フライにします。
オーブン焼き
マヨネーズと味噌とみりんを混ぜたものを牡蠣の身に
乗せてオーブンで焼きます。
ソーメン
玉ねぎと牡蠣で出汁を取ります。昔の人の食べ方です。
その他
ナスとトマトとぶつ切りにした牡蠣の味噌炒め
オイスターソースで牡蠣のステーキ
能登の柴垣産生がきを食べた感想
冬の牡蠣の食レポはよくあるので夏の岩牡蠣の食レポです。
最初の一口目の食感は、プチっ。
白い肉厚の部分は、表面がプリプリなので食べた感じはこんな表現になります。
磯の香りが強く、口の中でクリーミーに溶けます。
牡蠣を食べられるお店
冬の養殖牡蠣は、食べ放題で食べられます。
牡蠣好きにはたまりませんね。単価は、1個¥100。
旬は、10月〜5月まで。
石川県では、七尾や中島町、能都町などにお店がありますね。
有名なお店は、かき処 海、木村商店、宮本水産。
1月末には、穴水で雪中ジャンボかきまつりが行われます。
冬牡蠣が食べられる新しいお店 coast table
カーナビのない車でたどり着くのまでが、面白い体験でした(笑)
お店の後ろが海で、直に水揚げされてます。
この時は、1人だったので、珠洲の塩サイダーとともにアヒージョで食べてみました。
でもやっぱり焼いたの食べれば良かったー!
おすすめは、
・焼き牡蠣 8個
・牡蠣てんぷら
・酢の物
・牡蠣ごはん
・牡蠣のお味噌汁
・お漬物
・デザート付き
アクセス
貴重な柴垣産岩牡蠣が食べられるお店
夏牡蠣は、採集する人が少なく供給が追いつかないため、市場に出ることが少なく、1個500円〜大きいものは700円です。
岩牡蠣という表示があっても、採集場所で味が違うと言われています。
そんなわけで、道の駅 のと千里浜で売られていた柴垣の岩かきは知る人ぞ知るとても貴重なものでした。
大社庵
tel 0767-27-1234
さいごに
冬牡蠣はよく食べていたし、実を言うと大好きというほどではありませんでした。
なので、夏牡蠣を食べた時の驚きは今でも忘れません。
私の人生の価値観を変えた食べ物の1つです。