2014年に亡くなったヨーガンレールさんの回顧展ともいうべき展覧会が開催されています。
ヨーガンレールさんのこと
会期は、11月5日(日)まで
(実は、10月14日(土)金沢市民の日で、入館料が無料だったので、それまでずっと見たかったの我慢してました。)
ヨーガンレールの漂着ゴミのランプたち
ヨーガンレールさんが住んでいた石垣島に漂着したゴミを再生したランプ、キレイだったな〜。
今までも、ゴミをリサイクルする意図で作られた美術作品を見てきたけれど、ゴミはゴミのままでした。
でも、ヨーガンレールさんの作ったランプは、キレイだったなぁ。
『文明の終わり』とは、不吉なタイトルですね。
すでに私たちの住む環境は危険水域にあるのかもしれません。
人間が捨てたプラスチックゴミが、小さくなって砂のようになり、生き物の体内に取り込まれていきます。
自然災害やアレルギー、、、未だ目に見えない、じわじわとくる危険性を訴えているようです。
私たちは、現状を見て見ぬ振りをしているのでしょうね。
でも、一市民の私にはどうしていいかわかりません。
でも、どうしたらいいか常に考えることはできるし、ゴミは絶対ポイ捨てしないということくらいはできます。
来年の夏休みには、子どもとこんなランプを作ろうと思いました。
星座のようです。
参考までに、電球がどうなっているか見て見ました。
このランプを作ったヨーガンレールさんの思いを知り、作品を見ながら涙が出ました。
ヨーガンレールのババクーリ
もう一つは、私は、石が好きなので、ババクーリという、瑪瑙(めのう)を見たかったのです。
インドのキャンベイという町のラタンブールという村で採集されたものです。
ラタンブールは、『貴重な石の村』という意味なのだそう。
ヨーガンレールさんの言葉を読むと無心に石を探していた様子がわかります。
一日中探していたようですね。
私も一緒だよ、石を探す時ってそうだよねって、ウンウンうなづいてしまった。
そして私もインドに行きたいと思うようになり、今は頭の中はそのことでいっぱいです。
まとめ
私たちが住む環境について考えさせられましたね。
どうしたら海にあんなにゴミが溜まるんだろう。
今まで、ゴミのプラスチックって最後はどうなるんだろうってわからなかったけれど、この展覧会で、小さくなったプラスチックは、砂と同じくらい細かくなり、同化してしまうとわかりました。
そして生き物にとってどんな影響を及ぼすかは、展覧会を見てほしいと思います。
恐ろしいことです。
とにかく私たちができることは、外ではゴミは自分1人ぐらいと思わずにきちんと持ち帰ること、最低限のルールは守りたいものです。