築40年以上の中古住宅を購入した経緯とその後

投稿日:2017年1月28日 更新日:

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マイホームのことは、結婚して家庭を持ったなら避けては通れない問題ですよね。



貧乏性なのか、もともと私の場合、豪華な家や広い家には興味がありませんでした。

DIYやリノベーション、狭小地での制約のある建築が好きでした。


なので、住みながら修繕していけばいいやとか、簡単に考えていたんですよねぇ。





※狭小地については、別記事あり。


築40年以上の中古住宅を購入した経緯



※注意 購入したのは、10年以上前なので、現在は、築50年以上になります。


私が住む北国の地方都市では、都会と違って、土地はあるので狭小住宅は需要がありません(たぶん)。

かくいう私も夫も、長男長女で、各実家があり、将来的にはその家を引き継ぐので家が余ってきます。

そういうこともあり、将来、どちらの家にでも移動できるように、身軽でいる必要がありました。


結婚した当初は、3LDK、駐車場込み72000円の賃貸に住んでいました。

数年のうちに、子供が次々生まれ、3人目がお腹にいた頃、現在の家を購入しました。

購入した住宅の情報源は、毎週発刊される情報誌でした。

小さい子供がいて不動産屋さんをまわる気持ちは全く起きず、いい物件があればなぁという軽い気持ちでした。


まさか、ほんとうに購入することになろうとは。



家族が増え、賃貸から一戸建てに引っ越す際は、中古住宅を将来売ることも考えて、環境重視で購入しました。



中古住宅の購入額は?



家の価値はほとんどなく、土地値だけで2200万円。

400万円を夫の両親が補助してくれ、ローンは1800万円でした。

毎月の返済額は、アパートで暮らしていた時と同じ72000円。

ボーナス返済は、約17万円。


購入してから数年後、土地値が大きく下がりました。
2018年現在は、周囲の新築建売住宅は、私達が家を購入した時と数百万円しか変わらないのではないでしょうか。



現在は、ローンは終了しています。



中古住宅を購入して後悔したところ



・湿気が強く、衣類などがカビる

・砂壁で、壁材が剥離して、床が汚れやすい。

・壁が暗い色で、陰気な感じがする。

・ガス・灯油代が高い

・冬が寒い



特に、湿気は、子供達が小さかった頃で、健康にも影響するので、早く対策を取る必要がありました。


購入してからやった対策とは?



湿気対策



寝室や廊下などに珪藻土を塗りました。

寝室は、1日7〜8時間寝るところで、もしかしたらリビングよりも長時間滞在するところですし、真っ先にDIYしました。

一部屋に6人も寝ると結露がすごかったからです。


珪藻土を塗った後は、空気がヒンヤリとした感じがありましたし、結露も減りました。

部屋が白く明るくなったので、気分的にもよかったですね。

順次、廊下など塗り壁の範囲を広げていきました。


それでも、押入れの下の段などは、入れていたものに白カビが生えるので、何も入れられず、空っぽの状態でした。


根本的な問題解決にはならなかったのですが、子供が小さいうちはリフォームを考える余裕はなく、放置していました。

転機が訪れたのは、子どもが次々と小学生になった頃からです。


かさむ光熱費の節約に励む日々



台所の給湯器がガス給湯でガス・灯油代だけで、月¥15000もかかっていました。

私の節水ができない性格・行動に問題があったのかもしれませんが、どうしても節約できないでいました。

しまいには、漏水やもともとの契約内容がおかしいのかと調べなおしたり、井戸を掘ろうかと見積もりしました。

(田舎では井戸を掘るのはよくあることで、ありなんです。ただ、我が家は地盤が固いので見積もりが高額になりました。)

冬場は、上記に加えて、ストーブの灯油代に、月10000円。

電気代も、ホットカーペット2枚使用で上昇しました。

この時期は、節約雑誌を読んで、劣等感にさいなまれていましたね。

台所のシステムを変えたくて、いろいろ調べた時期でもあります。


築40年以上の中古住宅を購入してのまとめ



購入してから土地値が大きく下がったので、購入時期が大切だと痛感します。

予測は難しいですし、長期的なスパンで考えましょう。


我が家はどうしてもあの時、教育環境の良いところで戸建ての家が必要だったので仕様がないといえば仕様がありません。


これから、周囲に新しい公共の施設が次々建設されるので人気が再燃するのを待ちます。


高齢化で日本の人口が減り、家余りになると言われて久しいです。

それは、地方の不便なところの話で、交通や生活に便利な駅近などは、年齢問わず人気で依然需要があると思います。


それから、中古住宅購入する際は、お金を惜しまずに、売主のいないところで専門家に同行してもらって、家をみてもらうというのはやった方いいです。


リフォームする際は、会社選びや方法によって、リフォーム代がかなり違っていたのでそのお話は、次回書いていこうと思います。

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