コロナ肺炎で、経済活動が停滞している一方、ここぞとばかりに(底値と思って)株式投資に参入している人が増えているようですね。
不動産賃貸業も、収入が減って家賃が払えないお店がでてきたり、リモートワークで自宅で仕事ができるようになって会社の規模を縮小できるようになるなど、今後の不動産価格の低下が心配な方もいらっしゃることでしょう。
私は、去年の2019年9月に駐車場に貸していた土地を売却していたので、この騒動に巻き込まれずに済んでホッとしているところです。
買ってくださった方に遠慮してたら、ブログに書くまでに半年も経っていました。
目次
土地売却のきっかけ、理由
新幹線開業前に土地を購入してから5年、税金が少し安くなりました。
(購入して5年以下と以上では税金のパーセンテージが違います)
金沢市内を車で走っていると、観光客用のホテルや駐車場ばかりが目立ってきて、売家もチラホラ見かけるようになっていました。
普段から、出口戦略は頭の片隅にあったんですけど、5年後、4人目の子の進学時期に私の土地は売れるのだろうか?いう不安がムクムクと湧いていました。
そんな訳で、進学時期には早いんですけど売る決心をしました。
学資保険代わりの不動産投資、やってみた結果報告
現金一括で購入したためローンはありません。
購入価格と売却価格の差益
購入150万
売却210万
差益は、60万円
登記や手数料は、
登記料 84000円 移転13310円
売買手数料 113400円(売却時のみ)
町会費5000円×5年分 25000円
駐車場賃貸での収入
毎月8000円で1年間96000円×3年分 288000円
税金関係
固定資産税 22000円×5年分 110000円
不動産譲渡 55800円
5年間の運用結果
表面利回り6.4%
実質利回り4.9%
収入 888000円
支出 401510円
差益は486490円
(実際の子どもの保険は、学校の保険で、自転車事故の保証1億円が付帯したものに加入。年間2000円。)
学資保険として不動産投資をやってみた感想、考察
借り主を探すまでが少し手がかかりますが、一旦、借り手がつくと、安定して収益が入ります。
これは株式投資などと比べるとかなり心理的に楽でした。
株式投資のように夢はないけれど、安定しているところは、恋愛と結婚のような関係ですね。
やること、メンテナンスといえば、税金の納付、町内会への町会費の納付、夏に雑草の草刈りをするくらいです。
ずっと持っていて、わずかでも年金のかわりになればとも思いましたが。。。。本来は学資保険!
購入したら売るところまで経験したかったんです。
売らなければ結果として、20年くらい待たないとプラスになりませんから、今売ってしまって20年分の利益を得たいと思ったんですね。
どんな投資や商売も同じだと思いますが、相場より安く買い、高く売ることです。
私の場合は、相場が坪単価20万円のところ、10万円でした。
当たり前に買って売っていたら、利益はなかなか出ない投資だなというのが率直な感想です。
値上がり益がなかったら、駐車場の賃貸を5年やってトントンですから。
とにかく!最初の目的は、子どもの学資保険。
18年間の運用に比べれば、5年間でどんな学資保険よりもよいパフォーマンスをあげられたと思っています。
やってみてよかった。